小網代ヨットクラブ
〒238-0225神奈川県三浦市三崎町小網代1385-18
<35.09.42N 139.37.32E>

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小網代ヨットクラブ概要

 2024.04.23更新 
■クラブバージ: KYC Club Burgee クラブ旗
↓(クリックでGoogle Mapにリンク) 
Google Map 三浦半島と小網代ヨットクラブ
小網代湾と小網代ヨットクラブ 航空写真
↑小網代湾航空写真。  
小網代の森と、水面に並んだクラブ艇が望見できます。
  
  ■クラブ名称: 一般社団法人 小網代ヨットクラブ
Koaziro Yacht Club
  ■所在地: 〒238-0225
神奈川県三浦市三崎町小網代1385-18
<35.09.42N 139.37.32E>
Tel:080-9571-4663
  ■代表理事・会長: 五十嵐光(イクソラ)
  ■理事・副会長: 高橋尚之(イクソラ)
  ■所属艇: 46 艇
  ■会員数: 318 名
  ■創立: 昭和30年(1955年)
  ■事務局長: 佐々木豊明(スピリットオブトウキョウ)
<office@koaziroyc.jp>
  ■公式ウェブサイト: <https://koaziroyc.jp>
  ■管理人Email: <webmaster@koaziroyc.jp>
  ■国際VHF海岸局: JSAFみさきヨット 小網代通信所(71ch)
 
   
 

小網代湾と小網代の森

小網代の森を背景に浮かぶクラブ艇 小網代ヨットクラブのある小網代湾は、神奈川県の三浦半島南端近く、溺れ谷(リアス式)形式の西岸にふところ深く切れ込んだ、天然の良港です。

付近一帯は「小網代の森」と呼ばれ、70haに及ぶ広大な自然森と、森が集めた水が川となり、湿地をうるおし遠浅の海に干潟をつくって注ぐまで、流域が丸ごと保全された稀有な自然環境となっています。

東京都心から1時間あまり、日帰りできる立地条件と、長年にわたる有志の皆さんの保全活動の賜物で、近年はこの美しい水辺に広がる森の存在が注目されています。

アカテガニをはじめ森と干潟で生きる豊富な生態系は、昭和天皇も研究のためたびたび訪問されており、森と流域と生態系が調和したまま残された、関東地方で唯一の自然環境と言われるまでになりました。
2014年には神奈川県により森に遊歩道が設置され、森歩きのツアーが多数企画されて、観光客を多く見かけるようになりました。
 富士山をのぞむ黄金のサンセット・タイム小網代ヨットクラブは、その水際まで森が迫る湾内に、全艇が水上係留している自然の中のヨットクラブです。
全所属艇47艇のうち1艇がモーターボート、他は全てヨットとなっています。


(写真上)小網代の森の水際に並ぶクラブ艇。静かな水面には森の匂い。
(写真右)晴れた日には、西に開いた湾口にまっすぐ富士山がのぞめ、デッキの上で
     過ごすサンセット・タイムは格別です。

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1957年 木造オーダーメイドヨットの起工式

日本ヨット界の草創期とともに歩んだ歴史

小網代ヨットクラブは、1955年発足の歴史あるヨットクラブです。

敗戦から10年、まだ防波堤もマリーナもコンクリート桟橋もなく、静かな漁村だった小網代湾に、創設メンバーのヨットが数艇、係留をはじめ、小網代の歴史が始まりました。
メンバーの1人、英国海軍A.A.マッケンジー氏の呼びかけで前年の1954年に発足したての「日本オーシャン・レーシング・クラブ(NORC)」所属フリートとなった小網代では、次第にメンバーが増えて外洋レースで次々と目覚ましい成績をあげ、外洋の小網代、と言われる潮気の強いフリートに成長しました。 1960年代 昔のヨットレース風景
2015年には、クラブは創立60周年を迎え、翌3月の記念パーティーでは日本ヨット界を牽引したメンバーが多数集い、旧交を温めつつ、次の60年を担うメンバーに歴史が引き継がれました。
クラブの歴史について、詳細は「クラブの歴史」をご参照ください。

(写真右上)1957年、クラブ艇起工式。FRPの量産艇などない当時、船は全て木造、
      ワン・オフ(オーダーメイド)。
(写真右下)1965年、クラブレース風景。
(写真左下)2016年、クラブレース風景。

1976年に第1回を開催したクラブレースKFR(Koaziro Fleet Race)は、ほぼ欠かさず毎月第3日曜日に開催され、2017年3月、通算500回記念レースを行いました。参加艇は31艇、打ち上げパーティーには200名余が詰めかけ、賑やかな半世紀の記念碑となりました。
2016年 クラブレースKFR ヨットレース・スタート直後


日本ヨット界の草創期とも言える時期、仲間達数名で始まったクラブは、会員300名余りとなった今も当時の自主独立の気風が生き続け、あらゆることが自主管理で行われています。


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会員自身の手による自主管理・自主運営のヨットクラブ

1955年の設立当初から現在に至るまで、小網代ヨットクラブでは一貫して会員自身の手による完全自主管理・自主運営が行われています。

地域の漁協と協力して行うハーバー整備や、設計段階から会員による専門委員会が企画・制作を行ったクラブハウスの運営管理、また、活発なレース・イベントや夏祭りなどの親睦イベントに至るまで、全て会員によって組織された専門委員会が担っており、各事業を詳細に予算化したうえで、毎年厳密な会計処理が行われ、監査も行っています。

(写真右上)年2回、会員総出で行われる定期ハーバー整備。
      海は生きており、海底に漂着した障害物などを掃海するのも重要な仕事です。
(写真下左)小網代ヨットクラブ・クラブハウス外観。小ぶりながら、会員自身の発案で設計・施工を行った自前のハウス。
(写真下中・下右)クラブハウス内部とクラブハウスでの勉強会。
      180度海が見渡せる全面ガラス張りの二階ラウンジは、憩いのスペース。

小網代ヨットクラブ クラブハウス小網代ヨットクラブ クラブハウス・2階ラウンジ小網代ヨットクラブ クラブハウス・2階ラウンジでの勉強会
  レースやクルージングで活発に活動しているクラブ艇のクルーメンバーとしての参加・見学のご希望を受け付けています。
詳細は、事務局までメールでご連絡ください。

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